
今年に入って顎変形症の手術が続く。
手術前には診断を行いシュミレーションして上下顎の位置を決める。
それでサージカルプレートを作っていく。
その分析や製作のために分析ソフトのドルフィンを使っている。
そのデータには、顔面写真正面、レントゲンCT、模型のSTLファイルが必要となる。
顔面写真は通常の検査のなかで診療室で撮影している。
模型のSTLファイルは技工所でスキャンしてもらっていたが今年からは口腔内スキャナーでできる。
今日、問題となったのは静岡医療センターで撮ってもらているCT画像だった。
DVDで骨格を見ると特に問題ない。ドルフィンで合成された画像を見るとひどい反対咬合なのに口元が出ている。
原因がわからなかった。リモートで販売会社に聞いてみた。そこから見えてきた画像はマスクをしている。
X線はマスクを通過するため、骨組織を見るためにはマスクを着けたまま撮影しても問題ない。
でも、画像処理すれば軟組織も見えるしマスクも見えてしまう。
そのマスクの画像を拾って合成したため口元が出て画像となっていたのだった。
コロナ感染予防でマスク着用が当たり前になっているがこんなところに影響がでるなんて。
今回はなんとかマスクの部分を画像上で切り取り、再撮影にはしなかったが、マスクなし撮影をお願いした。