20代女性を午前一人、午後一人検査した。
今年に入ってやり始めているのがアルジネート印象ではなく口腔内スキャナーによるスキャニング。
慣れれば5分と言われ、購入したのだが、そうはいかない。今日はどちらも30分ぐらい時間がかかった。
我慢して口を開けてくれていた患者さんには誠の申し訳なく思う。
歯は比較的撮りやすいが口蓋がなかかなうまくスキャンできない。
そこに時間がかかってしまっている。
でも、コツはあるようの思う。以前、口蓋がとれるか自分の口で試してみた。
嘔吐反射がひどくアルジネート印象に苦しむ自分だが、時間はかかったが苦痛なくスキャンできた。
コツをつかむにはやはり慣れなのかもしれない。
その二人のスキャン画像を診断用模型に3Dプリンターで造形する。
プリント時間は上下顎で約7時間だった。
トラブルがなければ一晩放置しておけば朝には完成している。
もう一例も一緒に造形することもできるかもしれない。
そうとでもしないともう1台プリンタが必要となってくる。
口腔内スキャナーと3Dプリンタ、加圧形成器を組み合わせ、どのように臨床に役立てるか手探りだ。