毎日の診療で気付いたこと

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入院時に届けてもらうもの

今年に入り3人目の顎変形症手術の患者さんを送り出した。

手術前には顎離断を行ってそれを固定するため上下顎を咬ませたままにする。

そのため上下顎をしばらくの間ワイヤーで結紮する。

そのため入院の直前にマルチブラケットのアーチワイヤの歯間にフックを付けていく。

その後を口腔外科にお任せだったころはそれでおしまいだったが今は違う。

静岡医療センターにお願いしだしてからはサージカルプレートを持たせるようになった。

現在は殆どの患者さんが上下顎の離断となっている。

そうすると、2個のサージカルプレートが必要となる。

最近はその二つのプレートに加え、顎骨を3Dプリントしたものを持って行ってもらう

今年、初めて手術する患者に、口腔外科からの依頼で下顎は3Dプリントしたもの作った。

次の患者さんには依頼はされなかったが、やはり作って持たせた。

今日持たせたのは上顎の手術部位まで造形されたものを持たせた。

3Dプリントはまだ失敗も多い。しかし役立つものを作ることができる。

自分では手術はできない、しかし手術を楽にうまくやってもらうためのお手伝いはできそうだ。

今後、ドルフィン、3Dプリンタ、口腔内スキャナーなど利用して良い治療ができるようにしたい。

治療について

 

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