反対咬合の6歳男子が今日来院した。昨年5歳で相談に来て、まだ早いので1年リコールであった。
6歳になっていたが、まだすべて乳歯で、第1大臼歯も下顎前歯も永久歯に交換していなかった。
口の中はきれいに管理されていて、う蝕や治療の跡もない。
通常、観察で来院されて方にはPMTCや歯磨き指導、予防処置など行うのだが、その子にはその必要を感じなかった。
そこで、少し遅い交換状況を説明するのが、今日来院したことが意義にあるように、パノラマX線写真写真を撮影して説明することにした。
パノラマ撮影時にも協力がよく、簡単に撮影できた。デジタルX線装置なので撮影後すぐに説明ができる。
母親も口腔内に関心が高く、見えない永久歯の状態のを興味深く見いっていた。
結果的には、歯の数、形態、位置などに特に問題なく、はえかわりも少し遅い程度で問題なかった。
このことから、協力のよい子供がいるものだと驚いたこと加えて、やはりデジタルX線はよいと思った。