13年ほど前、中学生男子の叢生を治療した。
当時は協力が悪く治療も思うようにいかなかった。
何とか保定となったが、それもあまり診ること亡く終えてしまった。
この度、その患者さんが予約に入っていた。どんなものかと心配していた。
今日、ユニットに座っている姿をみると立派な青年になっていた。
口のなかを見ると、思ったほど咬合が崩れていなかった。
今回は当然抜歯で仕上げるのだろうと考えていたが、そうでもなさそうだ。
東京から通うと言うが、それもできるかと思うくらいだった。
10年の歳月は長いような短いような。
この診療所も満9年経っている、そうするとこの患者さんは仮診療所で診ていたのか。
そんなことに思いを巡らす。来月で開業40年を迎える。
もう少し頑張ってづけなければと思って患者さんに対応している。