この季節は進学での転居が多い。
3年間、多数歯先天欠如で保険診療をしてきた男子高校卒業性が来院した。
欠損部にインプラントを植立するために少ない歯に装置をつけて歯を動かしてきた。
できるだけ口腔外科で指示のある歯間の寸法に歯を移動してきた。
しかし、今年になってから治療方針がはっきりせず進行していなかった。
そして今日、まだ歯の間の距離が不十分だとの連絡を受けた。
通院はできない。そこで以前にもお願いした札幌の先輩に連絡した。
電話でお引き受けいただいたが欠如歯(19歯)の数には驚かれた。
でも保険診療で行っているため料金の清算はない。
継続していただくためには資料が必要となるため整えなければならない。
なんとか高校中に終わればと思ったがかなわなかった。
前日も書いた顎変形症の男子高校生と似たようになった。
男子高校生を引き受けるときには卒後まで予定しなければと思う。