午後に転医の依頼の電話があった。
相手は九州で日本臨床矯正歯科医会のメンバーだった。
ケースは顎変形症で保険でやっているとのことだった。
顎変形症の保険治療はこのところ多く、受け入れに抵抗はない。
でも転医の患者さんは男子で15歳で当クリニック近くの高校にスポーツ留学のようだ。
最近、男子高校生の顎変形症の手術時期を高校卒業時からと書いている。
そうすると、15歳で高校入学で部活で忙しく、術前矯正もままならない間に卒業してしまうのではないだろうか。
そうなると男子でも早期の手術を考えなければならないのか。
そんなことが頭をよぎった。
地元を遠く離れての高校生活だけでもたいへんなのに矯正や手術ができるのだろうか。
これから相談していくことになるわけだが、希望に沿うようにしていきたい。