昨年の12月より転医してきた20代の女性が来院した。
今日は右下1のブラケットがはずれていた。
当クリニックでは転医の際、自分の診療所のブラケットに取り替えてはいない。
転医の時ブラケットを全部、自分の診療所のものに付け替える診療所もあるようだ。
確かにそれの方がやりやすいが、引き継ぐ手間がかかり費用が上がる。
それくらいならやりにくくても、そのままのブラケットで治療を続けている。
だから、通常ブラケットがはずれた場合、新らしいブラケットに付け直すのだが、それができない。
はずれてブラケットをなんとか接着して、使うようにしている。
そんなことでは接着しにくいようでワイヤー装着時にはずれて再装着した。
この年度末、数人だが患者さんを転医で送り出し、また受け入れている。
なんとかそれに対応するのだが、できることなら転医はしない方がいい。
といいながらも今日の患者さの治療は4カ月目の今日にはだいぶ自分のペースになってきた。
転医する患者さんには、3カ月程度は調子がでない、と言っているが、そのとおりだなという感じだった。