毎日の診療で気付いたこと

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転医患者さんのブラケット

矯正治療で転医はしないほうがが良いと思うが、毎年、数人受けたり、送り出したりする。

その際、マルチブラケット装置が付いたままで送られてくることもよくある。

ブラケットはどれも似ているようで、けっこう違う。

見た目のメタル、プラスチック、セラミックなどは見れば分かる。

気になるのはスロットサイズとストレートかスタンダードかということになる。

現在はの主流はスロットサイズ.022でブラケットにトルクが入っているストレートが主流に思われる。

しかし当クリニックでは .018とスタンダードを使っている。

今日のアメリカで治療を受けてきた患者さんの継続治療でアーチワイヤーをはずしてみた。

依頼書のようなものはないので想像するだけだが.022でストレートだと見た。

こんな場合、自分の診療所のブラケットに全て付け替えるという話はよく聞く。

でも、それは患者さんの負担になるのでできるだけ避けている。

使い慣れないブラケットでも工夫すればなんとかなると思う。

うちに用意してあるワイヤーサイズは.022用に比べれば細い。

だから、入らないことはない。でも緩いので、きっちり仕上げられないかもしれない。

でもその辺は、治療を進めていけばなんとかなると考えている。

もう20年近く前だろうか.022、ストレート、セルフライゲーションにブラケットを変えたことがあった。

でも何か自分に合わない感じがして、2年ほどで戻ってしまった。

ブラケットを変えるのは期間と費用と手間がかかる。でもまた考えなけければいけないのかもしれない。

治療について

 

 

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