この夏休みの顎変形症手術の予定は高校生、大学生合わせて5人が予定されていた。
今日の時点で4人まで終わり今日、5人目に外科用のフックをつけて送り出した。
この患者さんは小さい頃から診てきて骨格性の反対咬合だった。
更に叢生と下顎の側方への偏位もあった。
なかなか手術を決められず、するずると成長を観察してきた。
高校に入り手術と決めた。しかし手術時が問題となる。
女性の場合は成長が早く終了するため、高校2年の夏休みを選択する。
男性は高校卒業の春を手術時期としていた。
でもその時期に受験で手術はできなかった。
結局、大学に入った夏休みと言うことになった。
だから高校卒業から今までは積極的な治療はなかった。
他にも進路で転医したケース、進路は早く決まり2月に手術したがその後が来院出来ない。
いずれも高校卒業時では都合がよくない。
なんとか、男子高校生は3年の夏休みに手術ができないものかと考えている。