矯正歯科では資料採得したのちに分析して治療方針など説明する。
それを「診断」と言っている。今日はそれが4件あった。
そのうち2件は21、22歳の大人の女性だった。
大人の割合が多くなってきている。
最初は1級叢生、2番目は2級1塁(下顎前歯に叢生)、3番目は上下顎前突だった。
いずれも典型的な上下顎左右側の第一小臼歯抜歯だった。
大人の矯正は成長がなく、決着が早く、協力がよいので良いこともある。
4番目は女子高校2年顎変形症の手術前の診断だった。
手術前の診断では、ドルフィンでのシュミレーションをお見せする。
左に頭蓋骨があり右に顔面写真がある。
左の上顎骨や下顎骨を自由に動かすことだできる。
そうするとそれに伴い、右側の顔つきが変化していく。
手術でその通りになるわけではないことを前提に見せている。
それでもけっこう驚き感動している。
それを利用してサージカルプレートも作るので今では必須の診断の手順になってきている。