毎日の診療で気付いたこと

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治療は何歳から?

6歳女子の検査を行った。

スムーズにできる検査もあったが、舌圧や口唇圧を図る検査などうまくできなかった。

小児歯科の先生に怒られそうだが、6歳は矯正歯科治療には小さいか。

昔は乳歯列の3,4歳でもチンキャップなどかぶせて被蓋改善、成長抑制を図ったこともあった。

しかし、近年は電話相談の時点で8歳未満なら、まだ待ちましょうと言ってしまう。

最近の患者さんは大人が多いのでよけいに子供の扱いが難しくなる。

扱えないから治療しないという意味だけではない。

長い矯正治療をできるでけ短くすることが患者さんのためだろう。

そのためには適切な年齢はいつかを考えなければならない。

矯正治療は年齢に関係なくいつでも可能とはいわれていることは十分承知している。

しかしそのうえであえて言うと より適切な年齢はあると思う

そこで混合歯列期では8歳以上に1年から1年半治療を行う、そして永久歯列で再検査。

永久歯裂になっては高校生ぐらいまでが、素早く歯が動き、歯肉退縮など起こりにくい。

大人の治療もできるだけ若いうちにやった方が良いと思う。

治療について

 

 

 

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