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2021年10月30日の記事

開咬と筋機能療法2021/10/30

今年3月ころから8歳の女の子の開咬の治療が始まった。

上下顎前歯4本が永久歯と第一大臼歯萌出の混合歯列期だ。

指しゃぶりはもうしていないが、当然舌癖はある。

こういう症状の治療は口腔周囲の筋訓練が考えられる。

しかし、今までも現在もそれに積極的にになれない。

それは、行ってもらうのに理解と協力が大いに必要とか。

協力していただいてどれだけの効果を発揮できるかなどだ。。

矯正歯科医が積極的になれずに指導しても患者さんが積極的になれるわけがない。

そんなことでこのケースは筋訓練は行わず、まず舌を突出しにくいようにタングクリブをいれた。

それだけでもだいぶ効果があったが上下前歯のみにブラケット、ワイヤーをつけゴムを引いた。

2か月程度で完全に被蓋はついた。

先月ゴムを中止して、今日、状態をみると戻ってはいない。

上下の歯の間に見られる舌の入る隙間がない。

これを確認してブラケット、ワイヤーをはずした。

開咬は戻りやすいことも分かっている。

でも筋訓練なしで治療が進めばそれに越したことはないと思っている。

治療について

 

 

 

 

ブログ2021年10月|18:21:45

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