顎変形症手術を受ける前にはアーチワイヤーにフックを付けなければならない。
各歯の間につけるため数多くのフックが付きうっとしいし歯磨きもしずらい。
だからできるだけ手術に近い日に予約を取りフックを付けることにしている。
それが今日の午後2時の予約だった。時刻が過ぎても来ない。
いままで外科用フック付けに来なかった人はいない。
もし今日つけられないと明日から当クリニックは3連休(日本矯正歯科学会参加)となる。
手術は口腔外科で半日その患者さんのためにとってある。
そこに迷惑をかけるわけにはいかないので電話した。
理由はよくわからなかったが、急いでくることになった。
遅れてきたその時間は他の患者さんの予約が入っているが、やらないわけにもいかない。
なんとかフックづけが間に合った。
そしてその患者さんにサージカルプレート2つ(上顎離断用、下顎離断用)、下顎骨の3Dプリント
さらに今回からはドルフィンで顎骨をどの程度動かしたの表も付けることにした。
それらを持たせて手術に送り出した。うまく手術が終わり、術後矯正に入れることを願っている。