毎日の診療で気付いたこと

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高校生の装置撤去

診療所の周辺地域での子ども医療は数年前から高校生までとなった。

それが施行される前から予想していた高校生のが顎変形症が多くなった。

その対応として女子の手術は2年の夏休みを目指して計画してきた。

そうすれば、高校生のうちにほとんどの治療を終えてしまう。

多くはそのパターンで行けるが術前矯正が長引くこともある。

今日、術後矯正を終えて装置撤去したのケースがあった。

それは左下の小臼歯が低位でそれを引き出してくるのに期間がかかった。

だから始めるのは遅くはなかったのだが、手術は遅れ、術後矯正終了時期にと卒業が迫ってきた。

厳密には正中のわずかなズレなど治したかったが、その様な事情で今日、装置撤去を行った。

4月になってしまうと3割負担となり、撤去や診断、リテーナーはそれなりの料金がかかる。

また東京に進学するので通院もしずらくなる。

その様なことを勘案して、今月中の撤去と保定装置装着、保定診断までやることにした。

矯正歯科医として治療内容や結果も大切だが医療費(患者負担)も配慮しなければならない。

治療について

 

 

 

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