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2022年3月9日の記事

混合歯列期の治療から4年2022/03/09

けっこう厳しい上顎前突と過蓋咬合の治療を混合歯列期にしていた。

その時の治療で十分に良くはならなく永久歯列を迎えた。

そこで相談したが、混合歯列期で終了するとのことだった。

使用していたプレートは管理できないが回収はしなかった。

その4年後、高校生となって再度相談に来た。

混合歯列期のプレートも使わなくなっており、厳しい状態となっていた。

先日、永久歯での治療を相談した。4年を混合歯列期からの継続とみるか永久歯列での新たな開始とみるか。

治療にはどちらでも良いのだが、当クリニックでは料金が異なってくる。

今回は患者さんに有利な、継続の扱いとした。そして今日が診断となった。

骨格的には下顎が反時計回りに回転し、上顎前歯が著しく唇側傾斜している。

また上顎は空隙歯列になっている。右側の臼歯関係はⅡ級だが左側はⅠ級の咬合関係となっている。

下顎のスピーカーブも強い。だから上顎の空隙を閉鎖し、スピーカーブを平坦化すればかなり改善すると思う。

ただ右側のⅡ級関係が厳しいのでそこまで治すことを考えると抜歯の適用も考える。

そんな診断と治療方針を説明した。

4年前に継続してやっていれば今ごろは保定中なのにと思いつつ、次回装置装着とした。

治療について

ブログ2022年3月|19:14:57

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