矯正治療は子どもの治療と教わり、まず「成長発育」が強調さていたような気がする。
今日は近隣の学校はどこも春休みに入っただろう。
昔は夏休み、春休みには学生が来やすいように予約時間帯を変更したりした。
最近はしていないが、学生は少なく、おとなの治療は本当に多くなってきた。
今日の来院数は20人弱、そのうち小学生は二人。
さらに成長発育が関係ありそうな混合歯列期は一人だった。
20年くらい前には初診相談時に「都会では大人が多いようですがここでは・・・」と話していた。
それが今やほとんどが大人になってしまった。
少子化で子どもの数が減ってそのまま矯正治療の需要が減るのではなく、その分大人が増えている。
特に当クリニックでは顎変形症も増えている。
顎変形症は成長が終わった患者さんを対象とするので高校生以上となる。
成長発育や歯の交換をみていくわれてもマルチブラケットは2年で決着が付く。
術者の年齢が高くなってきたから短期治療の大人の方が良いのかもしれない。