マウスピース型矯正は興味はあるが、それで全て治せるような気がしない。
昨年11月末にセットアップするソフトを導入した。
それから4カ月、リラップスの改善、仕上げ切れずブラケットを外したした。
そんな症例には数ケース使ってきた。
しかし、初診からのケースは今までなかった。
今回は主訴が正中離開、ほかにも少しスペースがある。
その閉鎖はマウスピース型矯正の一番得意な分野だと思う。
だから初診で相談したときから、そんな治療を紹介していた。
そして口腔内スキャナーでスキャンし、オーソアップというソフトに入れた。
それをセットアップする。被蓋関係は適切なので前歯を口蓋側に入れられない。
それなので歯を近心に移動してだんだんスペースを遠心に移動する。
そして犬歯の遠心に集めようとセットアップした。
その程度スペースが集まるかによるが目立たなければ良いのではないかと思う。
そして永久的に固定式リテーナを貼り付けておくことになるだろう。