毎日の診療で気付いたこと

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バスに間に合うようにフック付け

顎変形症は手術前に術前矯正を行う。

その最後に手術中に上下顎を固定するための外科用フックをアーチワイヤーの歯間につける。

その処置を今日行う20代女性がの予約があった。

その患者さんは、当クリニックでの処置後、手術の準備に静岡医療センターでの予約がある。

その予約時間に間に合うバスの時刻を聞いてある。

フック付け処置は以前はアーチワイヤーにブラスワイヤーをろう着していた。

最近はクリンパブルフックを挟み込むだけなので時間はかからない。

ただ挟むために握って圧接しただけでは取れてしまうことがある。

そこで、そのかしめた上からスポットウェルドしている。

その手間が多少かかる。さらに保険では紙だしと呼ばれる矯正歯科管理説明書も出さなければならない。

また会計も自費のように単純な一定額ではない、保険処置点数を組み合わせ3割負担を窓口でお支払いいただく。

なかなか手間がかかる。何とかバスに間に合うような時間で終えてよかった。

治療について

 

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