毎日の診療で気付いたこと

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保定はどこまで診るか

動的治療が終えて保定に入り2年ほどすると1年に1回の観察となる。

10年ほど前まではその観察を限りなく続けていった。

そのうちに来なくなる患者さんも出てきて。それを以て終わりとしていた。

しかし、自分の年齢も考えて、動的治療2年の2倍4年間保定観察することで終了と決めた。

しかしその前から1年に1回きてくれる患者さんには適用しなかった。

きょうは16年ほど保定観察で診せてくれている患者さんが来院した。

その患者さんは矯正治療はほ安定し、口腔全般の定期検診という感じだった。

その患者さんの左下6の近心歯肉が退縮し一部発赤している、痛みもあったようだ。

これを、いつまでも定期検診で引きずっているより一般歯科で治療した方が良いと考えた。

ずっと、当クリニックに検診に通って特にトレブルもなかったため一般歯科に通っていないという。

そこで、知り合いの歯科医院を紹介した。

その治療をして、そののち定期検診してもらえば良いとアドバイスして当クリニックは終了扱いとした。

終わりのないような保定もなんらかの決着をつけることが必要と現在は考えている。

治療について

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