今日は診断を2件行った。
1件は15歳男子で上顎両側の側切歯の先天欠如でその部分にはわずかなスペースが残っているだけだった。下顎は叢生状態でm僅かに前歯部は反対に咬んでいた。
先日の初診相談で、下顎が2本先天欠如で、そこにスペースがなく上顎前突であって、上顎の抜歯をすることになるのではと説明したケースがあったが、これは、その上下顎が反対の状態であると思った。
このケースは下顎の2本の抜歯を了解いただいた。
もう1件は18歳男子で上下額の叢生で上下顎の歯列弓副径が狭い。第1案は上下左右の第一小臼歯の抜歯を提案した。
抜歯をしない治療を希望していることも承知していたので、非抜歯で側方拡大して並べる案も提示した。
さらに、年齢が近く歯並びかみ合わせがかなり似ている非抜歯のケースをお見せした。
治療中だがかなり良くなりつつ状態の写真をお見せした。
これは非抜歯を勧めるために見てもらったわけではないが、きっと非抜歯でやっていくことになるだろう。