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カラーOリング

カラーOリングを初めて見たのは20年以上前のアメリカの矯正歯科医会(AO)の商社展示だった。

そのころ日本ではできるだけ目立たないような矯正装置が好まれていた。

だから、そんなもの日本で流行るわけないと思っていた。

しかし、それからまもなく患者さんからカラーOリングの希望があり当クリニックにも揃えることとなった。

現在多くの需要があるわけでもないが時々希望がありつけている。

そんなだから色の種類もけっこう揃えている。

今日それを話題にしたのは昨日20代の男性がセラミックブラケットとホワイトワイヤーにそれを付けたことだった。

通常は透明なオーリングを使うが、それでは食べ物で黄色くなってしまう。

そこで、患者さんからの希望があった白色のOリングを付けて帰った。

そして、きょうOリングを変えて欲しいとの連絡があった。

もちろんたいした問題ではないのですぐに交換を了解した。

来院してそのOリングを見てみると白色が黄色ぽくなっていた。

それではやはり気になるだろう、すぐに透明リングに交換して解決した。

カラーOリングもそれで矯正治療が楽しくなればそれも良いと想う。

結婚式だからブラケットの感覚とは別の感覚がそこには存在するのだろう。

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