毎日の診療で気付いたこと

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簡単な検査後1年で観察

昨年、骨格性反対咬合の小学校低学年の女の子そ初診相談を受けた。

そんな時には今後の矯正治療の流れを説明する。

まずは上下顎の前歯部が生えた時に被蓋改善できそうかみる。

できそうならそれを行い歯の交換や成長をみて永久歯列になるとを観察する。

永久歯列で成長に問題なさそうならそこで仕上げてさらに成長をみる。

そのうえで成長がほぼ終了したころ厳しい反対咬合なら手術併用の矯正治療となる。

その手術併用の矯正治療は健康保険適用となり、高校生まではこども医療の適用となる。

だから手術併用の矯正は自己負担なしでできる。

このような説明をしたはずだ。

1年経ち今日診せてもらうと構成咬合がとれて被蓋改善できそうだ。

まだ側切歯が十分に生えていないので半年後に検査して混合歯列期の治療はどうかといった。

そして混合歯列期での料金の説明をした。その料金に驚いていたようだ。

どうやら覚えているのは外科併用の自己負担なしだけのようだ。

分からない成長だから外科併用の話までしたつもりだった。

でも10年後のはっきりしないことを話をすることがはたして良いことなのかと思うようになった。

成長は分からないだけにとどめておいた方がよいのかもしれない。

治療について

 

 

 

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