20代前半の女性の保定診断を行った。
症例としては上顎はほぼ並んだいて、下顎の軽度な叢生があった。
上顎に合わせて下顎を並べてしまえば簡単に終わってしまう。
それではもよいが口元が出てしまう心配があるので抜歯を提案した。
しかし、患者さんは非抜歯を希望した。
レベリングしていくと口元が気になりだして確認もした。
治療開始5か月目に患者さんから抜歯に希望があった。
もちろん了解して上下顎左右側の第一小臼歯を抜歯して治療を継続した。
治療開始から1年10か月で終了することができた。
最初から2年以内を目指して治療を言ってあったので抜歯してもその期間で終了した。
抜歯を決定するときに顔面写真が撮ってあった。
それと治療後の顔面写真を比較してみた。
やはりすっきしてた口唇閉鎖もしやすい横顔になっていた。
このように抜歯しないとどうなるかを実感してもらってからの抜歯もいいかもしれない。
シュミレーションが正確にできればそんなこともしなくていいのがが現状では無理だろう。