夕方、よく急患対応する中学生から急患対応の連絡が入った
一昨日、右下7の近心頰側が一部萌出しているところにマイクロチューブをボンディングしていた。
はずれやすいことは分かっていたが、そこにつけないとバイトが挙らない。
取れやすいことは十分に説明し、急患来院も覚悟していた。
そこへ電話なので、もう先入観をもって対応してしまった。
診るとそのチューブはとれていない。ワイヤーもチューブにさささっている。
周囲に目立った傷もない。どうしたのと問うと。付けた部分の頰粘膜が痛いという。
よくみるとぽつんと発赤があった。そこが問題であることを確認した。
チューブからわすかにでていたワイヤーが原因だった。
ただそれを切るわけにもいかず仮封材で保護して終えた。
はずれるとばかり思っていたチューブが付いてほっとした。
一方で急患として来院するのに問題となる程度は様々だと思った。
こんな程度で?と思っても気になることはできるだけ対応しなければ。