毎日の診療で気付いたこと

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フィックスドリテーナーはいつまでか

30代の女性がフィックドリテーナーがはずれて来院した。

この患者さんは6年半ほど前に動的治療を終了している。

診断後上下顎前歯がとても短く矯正治療開始をためらった。

でもなんとか治療を終了し、保定としてフィックスドリテーナーを装着した。

通常のように4年で保定観察を終了した。

その間にも何度もはずれて、困っていた。

そこで、知り合いの一般歯科に固定を相談した。

でも固定には積極的でなく、付けたまま終了することにした。

そんな背景のなか今日の来院を訳を聞くと、一般歯科で当クリニックでの相談を指示したようだ。

もうはずれたものをつけるわけにも行かないし新た保定装置を作製する時期でもない。

結局、メッシュ板がはずれて残ったレジンを削除して新たに付けることはしなかった。

幸い、今日の時点では動揺もなく、夜間のクリアリテーナー使用だけとなった。

これで保定装置はなくなったので、動揺が出てきたらなんらかの固定をしてもらえるだろう。

治療について

 

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