PMTC(Professional、Mechanical、Tooth、Cleaning)は歯科で一般的に行われている。
もちろん矯正臨床、当クリニックでも日常的に行われている。
だが、教育を受けた大学病院、40年ほど前に開業した診療所では行われていなかった。
ブラッシング指導が当たり前で、来院したら洗面台の前でみんな自分で磨き衛生士が指導していた。
それが2,30年前からPMTCなる言葉が出てきて、講演会や講習会は開かれるようになった。
そこに歯科衛生士とともに参加したことも何度かあった。
そして、だんだん衛生士の数も増えて患者さんに毎回PMTCを行うことが当たり前になってきた。
その頃から、衛生士が主になってきて、やり方や材料もこまかな指導はしなくなった。
確かに歯科衛生士を中心とした処置だが歯科医の監督、責任の下に行なわれる。
そこで、今回、院内統一的にやり方や使用材料を考えて見直すことにした。
具体的には衛生士とうち合わせるのだが、能率的に効果のある方法や材料にしたい。
振り返ってみると患者さん自身に磨かせていた時代よりう蝕(白濁)などは少なくなってきているようだ。