毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3529

開咬の安定は難しい

開咬だった20代前半の女性の予後4カ月の保定観察を行った。

初診時手術も考えてもいいかなという程度の開咬だった。

治療方針は非抜歯でマルチブラケットで行った。

協力が良くて1年程度で良好な被蓋となり装置を撤去した。

戻りやすいことは十分承知しているので、装置をつけたままの観察もしてはずした。

そしてはずして1カ月目に見たときは安定していて安心した。

そして3カ月おいて今日見た。明らかに戻り始めている。

前歯部は開き始め、会話の中でもちょろちょろ舌が前歯部に出ている。

舌縁には前歯臼歯部とも強い歯の圧こんがある。

まだ、初診時に比べれば問題ない程度だが、これは戻りそうだ。

筋訓練たタングガードなどやりたくはないが説明はしておいた。

それで、3カ月後の観察としておいたが、どうなっているか。

再治療も含めて相談していく必要があるのかもしれない。

治療にっいて

MENU
PAGE TOP