毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3529

矯正治療の終わり方

近頃、乳歯列治療している患者さんはいないが混合歯列(7~8歳)からいる。

永久歯列からの治療が多く、治療期間は比較的短いことが多い。

そして保定に入る、いつまで保定するか、終わりをいつにするか。

昔は終わりなく年に一度来てもらっていた時期もあった。

しかし、自分が歳とってくると終わりを決めたくなってくる。

10年ほど前からはマルチブラケットの治療期間2年の2倍の4年を終了の目安とした。

その通りに来院してくれて「終了」となる患者さんもけっこういる。

しかし来院しなくなってしまうことも少なからずある。

それは、患者さんの事情、都合、希望があり、こちらでそれ以上言うものでもないと思う。

はっきりその意向が伝わればそれでもいい。でも多くの場合は連絡が取れなくことがある。

そして固定式リテーナーが入っている場合は特に気になる。

連絡がとれなくても、困ったときには連絡がくると考えたしまえばそれまでだ。

でも、こちらで決着をつけたい気持ちがある。

結局、一定期間、連絡がとれず来院しなければ、カルテ上は終了扱いとしている。

ただ、そのカルテにはこちらで連絡に手を尽くした記録を取っておきたい。

今までは連絡の記録をメモで使い捨てていた。こらからはそれを記録しておくことにする。

最後の来院記録の下が「終了」だけの記載はないようにしたい。

治療について

 

MENU
PAGE TOP