最近はMRIを撮影する機会がずいぶん多くなっているようだ。
前にもブログに書いた記憶もあるが困ることがある。
矯正装置は金属でできているモノが多い。
その金属に対して「映像が乱れる」「熱を持つ」などを理由に撤去を求められる。
きょうも上下顎前歯についているフィックスドリテーナーの撤去を求められた。
その患者さんは保定2年がもうすぐだったので撤去した。
しかし、つい先日、マルチブラケットがついている患者さんからも相談があった。
どうしてもというなら取りますと返事をしてしばらく連絡がなかった。
しばらくして来院したとき聞いてみると問題なく撮影できたと言っていた。
きょうも撮影部位は膝で映像が乱れることは考えにくい。
また熱をもついっても口腔内であんな細いワイヤーにどれほどの熱が発生するか。
必要なら装置もはずすが、簡単に言われたくない。
何か統一見解のような基準が設定されないものだろうか。
こんな事案があるたびに思う。