14歳の女子中学生が来院した。
混合歯列期ので反対咬合を主訴に来院した。
被蓋改善しおよそ排列して1期治療を2017、2018年ころに終了している。
それから永久歯列になるまで観察してきた。
被蓋は徐々に浅くなってきたが反対にはなっていない。
今日診ると前歯部の被害は浅いが安定している。
両側臼歯部もそれなりに咬んでいる。
この患者さんにはもう一つの問題がある。
右上Eが残存し後続の5が先天欠如している。
上顎左側Eはまだ残存しているこちらは後続の5はある。
しかしレントン像を見ると90度捻転している。
きょう撮影したパノラマでは乳歯根はほとんどない。でも動揺もない。
これからどうするか。
反対咬合になれってしまえば上顎両側5、下顎両側4抜歯が考えられる。
でも現状で永久歯列での仕上げなしで終わってもいいような気もする。
相談した結果左上5がどのように出るか観察することとなった。
多分それで終了となるだろう。