最近は大人の患者さんが多く犬歯の遠心移動に4カ月以上かかることが多い。
きょうの最後の患者さんは小学校6年生、典型的が犬歯の低位唇側転位。
それもけっこう叢生がひどい、当然、第一小臼歯抜歯となった。
リンガルアーチを固定源として先月に犬歯の遠心移動を開始した。
そして1カ月、今日見ると叢生はほぼ改善し、抜歯スペースもあと僅か。
あのひどかった叢生はほとんど見受けられない。
最初に単独に犬歯を移動しているので、完了すれば全体にブラケットを付ける。
通常はこの世代は3カ月程度というが、1カ月でつけられるくらいだった、
夕方の予約だったため全体への装着は次回としたが、今日でもよいくらいだった。
やはり矯正治療はこの世代が良い。
矯正治療は年齢に関わらず可能というが、やはり適切な年齢はある。
今日の症例を見てそのことより強くを感じた。