毎日の診療で気付いたこと

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保定観察が多かった

今日は何故か保定での観察が多かった。

クリアリテーナーセットまで含めれば10人ほどになる。

保定観察となると動的治療を何年か前に終わっている。

まずそのことを思い出す。特に苦労した患者さんは記憶に残っている。

苦労して仕上げた患者さんの歯列咬合が安定しているとほっとする。

また、もどっているケースも時々見かける。

本当の原因はよく分からないが、まずリテーナーが使われていないことだ。

現在は上下顎前歯は固定式リテーナー(フィックスドリテーナー)をつける。

その上から可撤式(取り外しできる)クリアリテーナーを使う。

固定式リテーナーを付けたまま矯正治療を終わりたくないので2年を目安にはずす。

その時、クリアリテーナーの適合も確認している。

固定式リテーナーをはずした次の観察でがっかりすることもある。

そういうケースではクリアリテーナーが使われていない。

そのことから矯正治療の安定は難しことと,固定式は信頼できるということ。

使ってくれると信じての可撤式はがっかりすることがある。

戻ったと言っても初診時に比べれば少しだけだが、どうしようかということになる。

患者さんの眺望に従い再治療や、経過観察、終了が決まっていく。

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