毎日の診療で気付いたこと
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今日の最後は診断の患者さんだった。
初診で口腔内写真を撮影したり相談しているときは矯正のみで可能かとみていた。
そんな説明の最後に顎変形症の手術の説明も簡単にした程度だった。
しかし分析を進めたり顔貌もみたりすると、だんだん手術が思い浮かんでくる。
手術併用か否かの絶対的な基準はない。だからどちらに決めるか難しい。
現代の医療はデータに基づく診断といわれるが、経験や勘も無視できない。
今回のケースも目標をどこに置くかで選択が決まってくる。
ただそれだけではなく、今は、健康保険、子ども医療で医療費が関係してくる。
今日は結論が出なかったが初診相談とは異なった説明となった。