先月、マルチブラケットを撤去し保定に入った女子高生がいる。
装置を撤去しフィックスドリテーナーを付けたが左上1,2の捻転が気になった。
患者さんは特に言ってはいなかったが、気になってしかたがなかった。
そこで、その2本をセッとップするためスキャンした。
それを画面上でセットアップした。
そのソフトは5段階で治すことを提案してきた。
だがその程度では1回のセッタップで可能と判断した。
その最終の画像をSTLファイルで出力し3Dプリンタで模型を作製した。
それから通常のアライナー(リテーナー)を作製した。
それを1カ月使用して今日結果を見た。
気になったところは改善し再度フィックスドリテーナーを接着した。
そのアライナーはよく適合していたのでリテーナーとして使用することにした。
アライナーもこの程度なら有効に使えるか思った。