毎日の診療で気付いたこと

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急患で来なかった

先月にパラタルバー付きリンガルアーッチを固定源に犬歯を引いた20代後半の男性が来院した。

そのケースは上顎前突でバイトが深く、口蓋を咬み込んでいる状態だった。

そこに主線が通るから当然、下顎前歯と当たる臼歯が当たらず咬めない。

やむを得ない状態なのだが、治療を終わる時に尋ねられた。

「臼歯が咬めないと」。たしかにその通りなのだが何日か経てば慣れてくる。

それは分かっているが神経質そうな男性。これは必ず3日目くらいで撤去してくれと言うな思った。

翌日はいたが、翌々日からは診療所に留守番は残すが旅行に出かける。

その間に不都合を言ってきたら困るなと思い留守番には対応は伝えておいた。

しかし、衛生士にできることは限られている。困ったら電話かけてまで言っておいた。

帰っても特に連絡もなかったようだ。

ほっとした後は今日までその件は意識していなかった。

そして今日、口腔内を見せてもらい、臼歯まで咬合していることを確認した。

装着後たいへんだったとは言っていたが、それ以上は言っていなかった。

よく我慢してくれたので、これからはうまく速く治療を進めたい

治療について

 

 

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