毎日の診療で気付いたこと

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顎変形症は連携医療

8月は3例の顎変形症手術を予定している。

顎変形症は連携医療で外科と矯正で連携した上で治療を進める。

特に手術前はどのような位置に上顎と下顎を動かし咬合や顔貌を整えるか相談して決める。

電話やメール、最近ではZOOMのようなリモート相談でも目的は果たせる。

しかし、ひざを付き合わせて相談したほうがより良いように思う。

今朝は静岡医療センターの口腔外科の先生が診療所を訪ねてきてくれた。

もう何年も連携していて、ここに来てくれたのもけっこうな回数になる。

先月、手術していただいた男子高校生が無事退院したことをを聞き安心した。

そして今日の主な相談の内容は先日、メールで送ったデータについてだった。

この春から中国地方の大学生になった男子が手術を受ける。

私は顔貌を中心に勝手に上顎骨を動かしたが、切る立場ではそうもいかない位置や量となる。

その辺を意見を出し合った。その結果は下顎のみの手術となった。

上下額手術が当たり前になった。でも今回は2例が下顎のみになる。

やはり、上顎も手術を検討した上で下顎のみにするほうが良いと思う。

近くで手術をしてもらえる病院ができた本当に良かった。

治療について

 

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