夏の4人の顎変形症手術は8月中に終えた。
手術があるとその準備として、上下顎の移動量のデータ、変化の顔写真
上顎移動用と下顎移動用のサージカルプレート、下顎の模型をつくる。
それにはデータをドルフィンに入れて加工していく。それに結構時間がかかる。
夏のケースが終わってら、さっそく次の予定の手術が予定された。
医療センターよりCTの画像が送られてきてさっそくドルフィンに取り込んだ。
取り込んでみると頭部が眼窩より上が撮影されていない。
今までは頭頂部まで全部が撮影されていたのに。
顔面写真と合成するので全部あった方が顎を動かすとどんな顔貌になるかイメージしやすい。
贈られてきた像の方が被被曝量は少ないのかもしれないが・・・。
しかたがない眼窩より下で画像を合成し作り始めた。
きょうはドルフィンにいれ手術を想定し上下顎を動かした。
でも顔全体がないのでわかりにくかった。
それから下顎の3Dプリントを行った。下顎だけでも4時間程度で完成する。
近頃は失敗することもなく時間が経てば完成している。
けっこう準備が大変だが、これで口腔外科と連携してよい手術をしていただける。
こんなことをしながら年間10ケースぐらいやってもらっている。