マルチブラケットで最後方の大臼歯にチュ-ブはバンドにすることにしている。
だが萌出が悪かったり、咬合関係からバンドできないこともある。
そうなるとボンディングということになる、
きょうの夕方、萌出が悪く、咬合が緊密な下顎両側の7にチューブをボンディングした。
その辺の部位は付けにくく、すぐに唾液で濡れてしまい、とても付けにくい環境だ。
そんな中でやっと左右に一番小さいマイクロチューブを接着した。
咬ませてみると左側7のチューブが咬合時にあたる。
このままでは脱落するだろうと削合してなんとか当らないようにした。
それでも心配していた。案の定7時過ぎに電話が来た。
すでにスタッフは帰って私はまだ診療所に残っていた。
その状況では電話でのアドバイスはできても実際の対応は出来ない。
明日は定休日なので明後日の修理を提案してみた。来られそうもないようだ。
修理した方が良いが、とれていても困らなければ次回治療の時でもよい。
そんなアドバイスをして電話を切った。やはりバンドのほうが信頼がおける。