当クリニックは外国人の患者さんは少ない。
40年以上開業していると時代でどこの国かが変ってくる。
南アメリカのペルー、ボリビア、ブラジルなんて時代もあった。
そのあとはフィリピンそしてベトナムとなって来たか。
今日、20代前半ののベトナム人男性の診断を行った。
相談時に日本語がかなりできたので通訳がいらずに助かった。
診断時にも説明が理解してもらえて良かった。
ただし口の中は左右大臼歯の欠損、そこにブリッジ。
たぶん転位していた左下4が抜いてある。などは今の当クリニックでは考えられない。
それでも何とか主訴の上顎前歯の叢生と前突を解決しなければならない。
下顎左側にブリッジが入っているが、そのままとした。
左下第一小臼歯が欠損して右のそれはあるが、そのままにする。
上顎は右上6部のダミーを切断し、左は4を抜歯する。
そんな変則的な治療方針を提示しなんとか良い結果を出したい。