毎日の診療で気付いたこと

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混合歯列期が一人もいない

きょうの土曜日は最近では忙しく患者さんは24人だった。

終わって来院した患者さんを振り返ってみると子どもがいない。

調べて見るといちばんの低年齢は12歳だった。

でもその患者さんは抜歯の依頼書を取りに来ただけだった。

実際に治療した患者さんは15歳以上だった。

もう子どもとは言えなそうもない年齢の患者さんだけだった。

当然、動的治療はマルチブラケットだけ、数多くのワイヤー交換や調整を行った。

大学にいた頃や開業当初は多くが混合歯列だった気がする。

永久歯列と言っても交換直後の12歳くらいが多かった。

それがいまや20代は当たり前、30代も増えている。40代も相談がある。

矯正医会でも高齢者矯正の講演などしている。

時代の要請かも知れない。それとも子どもが少なくなっているからか。

でも、子どもと呼ばれている年齢のほうが矯正治療にはふさわしいと思う。

いつかそんな日が来ると思っていたことだが、

きょうのように混合歯列期患者が一人もいない現実が突きつけられた。

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