左上犬歯が傾斜埋伏しそれを牽引はじめて7カ月の患者さんが来院した。
静岡医療センター口腔外科にて開窓してもらいブラケットをつけた。
リンガルアーチにフックを付けてパワーリンクスで牽引を続けている。
かなり深い位置だったので、なかなか出てこない。
開窓の傷は治りブラケットやパワーリンクスは埋もれてしまった。
2カ月前にパノラマレントゲン写真撮ったが、良い方向に移動しているように見えた。
今日、診ると粘膜下にその犬歯が触れるくらいにでてきた。
だがまだ一層粘膜が被っている。切開してその部にブラケットを付けた方が早く進む。
その程度だと口腔外科に依頼するほどではない。そこで、友人の歯科医院に聞いたみた。
快く引き受けたくれたので、行ってもらった。
車で来院ではなかったので多少長く歩いてもらったと思う。
1時間ほどして戻ってきたので、その部にブラケットを付けて、リンガルアーチのフックから引いた。
その程度の開窓は自分でやれば良いかと思うが、いつもやっていないことはなかなかできない。
突然電話をかけてやってもらえる友人がいてとても良かった。