毎日の診療で気付いたこと

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治療期間の限度

今日、装置撤去の予定だった20代女性が数日前にメールをよこした。

前回バイトは深いが、この程度で終わりにしようと説明、一応納得してもらった。

治療期間は2年半程度経過していた。治療は2年を目安にしていると初診時に説明する。

だから、2年過ぎると申し訳なく感じ早く装置を撤去できないかと考える。

それが2年半も経つと妥協的な仕上がりでも装置撤去を相談する。

決して無理に勧めるわけではなく、患者さんはあまり不満を言わない。

今回はバイトが深いがオーバージェットは大きくないから撤去を相談した。

でももっとバイトを挙げたいなら、その治療期間を与えていただけるのなら望むところだ。

もっと細かな仕上げをしたいけれど、自分に課した期間にしばられている。

うまく早く仕上がらないんだから仕方なないと思ってしまえば楽になる。

だから今日のように期間が延びてももう少し仕上げてほしいとの要望にほっとする。

続けられるかパノラマX線写真を撮影した、歯根吸収は全く起こっていない。

歯根の平行性も悪くない。先月の最後のワイヤー調整も効いてきている。

これなら今後、あまり長くかからず、希望に添えそうだ。

治療期間2年にあまりしばられなくてもいいのかもしてない。

治療について

 

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