3人兄弟の治療をしてきた。
ずいぶん前に長男が小学校低学年で一般歯科から依頼されてきた。
小臼歯抜歯ではスペースが足りないほどの叢生だった。
拡大してなんとか小臼歯抜歯で足りる程度までにした。
その後マルチブラケットにて治療したが協力が悪かった。
歯磨きは悪い、ゴムは使わない、とっても苦労して、何とか終えた。
しかも当然、保定にも協力が悪く、後戻り再治療をしてなんとか妥協で終えた。
その後、次男と三男の治療をすることとなった。
どちらも苦労した長男と似ているが症状は少し軽かった。
それでも同じようになるのではないかと心配しながら治療を開始した。
そうしたら、この二人は協力がよくスムーズに治療が進行した。
そして、今日、三男はフィックスドリテーナーを接着し次回撤去となった。
次男は次回フィックスドリテーナーの予定となった。
どちらも治療期間は1年半程度、実にうまくいった。
そのことを帰り際に母親に言ったら、「反面教師がいたから」のような言葉があった。
そんなものかなと思った。