以前、厳しい骨格的反対咬合と9歯欠損を治療したことがあった。
小学生から診て高校生まで、さらに就職しても時々見る。
うまく治っている、最終的にはインプラントが入り終わりが近い。
現在また別に7歯欠損で反対咬合の患者さんが今日来院した。
すでに1年くらい術前矯正を進めている。
欠損が多いとブラケット間のアーチワイヤーが長くゆがむ。
本来治療計画でどの歯を並べ、どこを補綴するか決めることがよいと思う。
しかし、計画のようにはなかなかいかない。
成り行きでとなると無計画に思えるがそうでもないと考える。
終わりをイメージしながら、来院したときよく診て決める。
そんな、様な治療をしている。スペースをどこに残して補綴するか。
歯があってこそ配列できる矯正治療、多数歯欠損は難しい。