2月21、22日に長野市で日本臨床矯正歯科医会が開催された。
当初の計画では21日に1泊しての参加予定だった。
その予定で21日は予約を入れていなかった。
期日が迫り実際にプログラムを見たり新幹線の時刻を調べた。
22日に聴きたい講演があり、そして意外に長野までの移動時間が短い。
そこで22日の日帰りにしてしまった。
このような学会に参加するといろいろと刺激がある。
今回、感じたことは、矯正治療の対象年齢と治療期間だった。
私は治療期間は2年以内、対象年齢も若い人が望ましいと思っていた。
それが発表されていた症例の治療期間を見ると2年以上は当たり前。
3年以上、さらに4年以上もちらほら見かける、2年以内なんてめずらしい。
そして40歳以上の症例もけっこう見かけた。
自分の感覚とだいぶずれてきていると感じてきている。
年齢が上がれば治療期間が延びるのはしかたがないと思う。
今日、13歳の女の子の犬歯の遠心移動が2か月で済んだ。
母親も早くから治療していて、「追いつかれてしまった」と言っていた。
時代の流れは分かっているが、やはり矯正治療は若い人を対象としたい。