男子高校生が術前矯正に来院した。だいぶ長くかかっている。
抜歯部位がだいぶ残っていたが、術後矯正で閉鎖できる。
そのように考えて高校生でいるこの3月に手術予約をした。
当然、術後の咬合がうまくかみ合わないので口腔外科では心配の声がかかった。
その声は患者さんに伝わり、手術は延期となり1年の程度の延期が決まった。
手術前に外科にCTを依頼したころから歯は動かせない。
しかし手術延期が決まった2月から動かしだした。
そうしたら意外に歯の移動は早く、今日診たら空隙はほとんど閉じていた。
だが、手術時の咬合はどうなっているかわからない。
そこで今日は口腔内をスキャンして模型を作ることにした。
まだプリントはしていないが。スペースを閉鎖しているのから大体咬むだろう。
うまく噛めば、1年後ではなくの今年の夏休みでも可能だろうとみた。
この男子高校生は卒業後も通院には問題なさそうで良かった。
以前からブログに書いているが男子高校生の治療開始、手術時期は難しい。