顎変形症手術は夏に多く行われる。
それは学生が長期の夏休みであり、入院しやすいためだから。
当クリニックで手術をお願している静岡医療センターでは月曜日によく行われる。
だから夏に手術が集中しても困るようだが、何とか都合をつけてくれる。
そのため先日およそ何人が夏に手術をするのかと問われた。
最近、受け付けソフトに外科ケースをわかりやすく検索できるように改良した。
それで調べると8人ほどになる。なかなかの数だ。
女子高生は2年の夏休みを目指して術前矯正を進めている。
しかし、始めた時期や抜歯、非抜歯などで治療期間がかわってくる。
4月に入り夏の手術に向けて術前矯正の進行度を意識しなければならなくなる。
きょう診た新2年生はまだ抜歯スペースがだいぶ残っている。
このままでは夏前に術前矯正終了の見通しが立たなくなってきた。
だから申し訳ないが、その状況を伝えた。
がっかりしているようだが、ぎりぎりでいうより良いかと思って伝えた。
次は冬休みか、春休みになるのだろう。
そこまで延びれば術前矯正を終わることはできるだろう。
抜歯ケースでは新入学早々に始めなけければ夏休みには間に合わないかもしれない。