クリアリテーナーの再製作を頼まれるケースは時々ある。
一番多いのは紛失すること。
紛失したときの状況は、ティッシュペーパーに包んで置いてある。
次に多いのが咬みつぶし、口の中で動かして遊んでいてつぶれてしまう。
その次は留学や遠くへ転居などでの予備用を求められることもある。
今日のケースは犬にかみつぶされたことによる再製作希望だった。
これも初めてではない、以前もにもあった。
犬は人間の口の中で使っていたにおいが好きなのだろうか。
いずれのケースもクリアリテーナーを昼間の使用を指示していた時には頻発した。
これがフィックスドリテーナーを使用して夜間使用に変えたら激減した。
クリアリテーナーは簡単に再製作できるが、負担額も比較的少ないが再製作は避けてほしいことだ。
保定装置は必要だが負担は軽くしたい。夜間使用だと咬合面を覆っている時間も少ないので、緊密に咬合する。
40年ほど使っているがクリアリテーナーは便利な保定装置だ。
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