毎日の診療で気付いたこと

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連携医療機関の記載

矯正治療が健康保険でできる先天異常が毎年増えて現在61になっている。

多くは医科での診断が必要となりそれに伴う不正咬合ということになる。

顎変形症は必ず口腔外科、形成外科と実際に連携しなければできない。

また最初に導入された唇顎口蓋裂はやはり形成外科との連携が必要だ。

しかしその後、次々導入される先天異常はどう連携するのかよくわからない。

とりあえず適用される病名の診断がついていることが条件となる。

それが今まではたいていこども病院か大学の附属病院だった。

今回、成長ホルモン性低身長の診断により治療されている患者さんの治療を始める。

初診でその病名を聞き、すぐに保険適用かどうかわからない。

調べてやっと61のなかに入っていることがわかり保険適用の説明をした。

当然、子ども病院とか順天堂での診断かと想像していた。

それが普通の医院での診断と治療の継続だった。

一応、連携医療機関としてカルテに記載した。

無症候性6歯以上欠損は医科での診断はいらないと聞いている。

治療をしている機関が少ないから情報も少ないのかもしれない。

このような患者さんが増えてくるかもしれないので適切に対応したい。

治療について

 

 

 

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